ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

飽きずに、毎日そのことに感動してる。

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水曜日。午後からスタジオで撮影。

クライアントさんはスタジオに着くと

開口いちばん


「はじめて、玉出に行ってきました」


と、シベリアとサンガリアの缶コーヒーを

差し入れてくれた。

帰りにも寄って惣菜を買います、と。

彼女の生活圏のスーパーは

きっと成城石井とかだろうから、


玉出はお土産を買うところ」


みたいな位置付けだったみたい。

そんなこと聞いたら、つられて私も

見慣れたポリ袋がお洒落に見えてきちゃって。

白地に、村上隆よろしくな赤い花、

あれ、いいじゃん?と。


撮影中、今日もやっぱり

弊社のエアコンは全く効かなくて。

でんき屋さんにも来てもらったんだけど

結論は

「屋上の真下、西向きの窓、打ちっ放しの建物」

手の施しようがないとのこと。

トホホすぎる


こりゃ熱中症になってしまう、と

業務用の冷風機に大型の除湿機、

扇風機にサーキュレーターに、

エアコンのガス重鎮。20万円くらいかけて、

思いつく全てを買い揃えた。

 

空気を冷やすのっておお仕事なんだなあ。

太陽、強いなあ。

 

8月はまったく隙間なく予定があるから

なんとかこれで乗り切って、

9月にあたらしい物件を探して

早々に事務所を引っ越そうとおもう。

機材がふえて手狭になってたから、

ちょうどよかったのかもしれない。


スタジオを構えて1年にも満たないで

あたらしい場所を探すことになるとは

想像してなかったけど。

そもそもいつも、想像どおりに

すすむ物事のほうが少ないのだから

今さらそんなことに驚きはしない。

良い物件にあえるといいな、

 


撮影が終わって諸々をかたづけていたら

なんだかんだでこの日も午前さま。

翌日の出張の機材があったから、

タクシーで帰宅。

さいきん、まいにち夜中になっちゃうな。


8月のプラハでは

思い切りスイッチを切って過ごすぞ、

と思いながら日々頑張ってる。

写真が撮りたくて行くのだから、

撮り続けることに変わりはないのだけど。

写真を撮りに行くとは、

感動をむかえに行くということ。

シャッターを切るのは

心が動かされてるときだけだから。


私、写真に出会えて良かった。

と毎日おもってる。

今日はどんな景色に会えるのか、

今日は、私はどんな気持ちになるのだろう

どんなことを考えて、何を思うのだろう、

何か答えのようなものを見つけるだろうか

そんな風に、

飽きずに、毎日そのことに感動してる。