木曜日、金曜日。
ただただ、せわしないだけの時間。
記録だけ。
木曜日は移動。金曜の撮影に向けて
ダスキンの「喜びのタネまき新聞」の
特集ページの撮影。
ひと月にひとつずつ
48都道府県をまわっていく。
そんなのってもう、すごい楽しい。
今日は移動だけだから楽勝だな〜、
なんて思ってたんだけど、
阿蘇山が噴火しちゃって
飛行機が直前に欠航。
別の空港から出てる便に変更して、
熊本空港からはバスに乗って、
竹田へは夜に到着。
連日の疲れも溜まってて、こてん、と
ホテルで就寝。
金曜日。
ホテルからタクシーに乗って
取材先のカボス農家さんへ。
とにかく暑くて。
10時から3時間で撮影は終わって、
タクシーで竹田駅に戻って
大分のとり天で昼食。
空港に向かうバスの時間まで
一度解散して、カフェで仕事。
淡々と、してるなあ。
スケジュールはせわしないのだけど
頭の中が、ただ、淡々としてるというか。
移動をして、初めての土地で
あたらしいものを見ても、
心が動かなければそれは単調な時間。
さいきん、
事務所の空調がこわれて
自宅のトイレがこわれて。
家族に「災難つづき」と言われたけど、
私、そんな風に感じてなかったから驚いた。
災難のうちに入るのか?
というか、何かが起きたら
その時の最善を尽くすのみで、
頭の中はけっこう淡々としていて、
災難、と言われて
ものごとは受け取り方しだいなのかなあ
となんとなく思った。
夜、知り合いのカメラマンさんから
楽しい提案のメールが届いて、
私、その人のことがとても好きだから
嬉しかった。