ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

それでも前にすすまなくちゃ

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眼前に立ちはだかる不安を

おろおろと上目遣いに眺めて

立ち向かえないでいる。

年が明けてからというもの、

決断を先延ばしにして卑屈になったり焦ったりして

今も調子がもどらない。


でも、もうこの状態がホトホトいやだー!!

いやだ いやだ!!這い出てやる…

と思うことがやっとできて

数日ぶりにブログをひらけた。

もう1月もなかば近くだなんて。少し長かったな、


あたらしいスタジオに引っ越すことにした。

はじめ依頼した条件は

◯スタジオ広くしたい

◯家とくっつけたい


だったんだけど、信頼のおける担当者さんから

候補に上がってきたのは

◯居住不可

◯広い、光が良い

◯予算オーバー

 

ぜんぜん希望に合ってないけど気にはなる。

数日考え、出した答えは


「我が腹をくくるのみ」。


わかってた。

むつかしい選択を迫られた時に問題なのは

「どちらを選ぶか」ではなく

「自分がその決断に腹をくくることができるのか」

ってこと、頭ではわかってたのだ。

そこから始まる物語の全責任を持つ覚悟はあるか、

きっといつもそれだけなのだ。


不安だけどやるしかない。

美しい写真を撮るしかない。


独立して1年と3ヶ月。

独立当初、ポートフォリオ作りまくって

アホみたいに営業回って動きまくって。

「もう二度と無理」という時間を経てから

たった1年と少しで、あれ、またするのかな、

なんて思うと当たり前に弱気。負けそう。

泣きそう。こわい。逃げたい。自信ない。


でも、これも、わかってる。

あたらしいことを始めるとき、

何か問題が起こるんじゃないかと不安になるけど

そんなのってもう、何か問題が起こった時に

その時できる最善の策を尽くすしか選択肢はない。


たとえヨボヨボと下した判断でも、

そう決めたのだから不安をひとつずつ解消して、

目の前のことに誠実に全力を尽くして

やっていくしかないのだ。

勝たなくても良いからかっこ悪くても良いから

腐らずに、やめないこと。

 

臆病者でもいいから、

それでも前にすすまなくちゃ。