ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

暇だから、ただただ、だらだら長いだけの日記。 食べて飲んでばっかりだ。

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3月16日、火曜日。

5時台に目が覚めることが多いから、

7時台に起きると

ひどく寝坊した気になって焦るなあ。


お昼前にのんびりスタジオに向かって

納品をひとつだけ済ませて、14時から来客。

 

知り合いのディレクターさんが

別のクライアントさんを連れてきてくださった。

案件は確定していて、少し先の撮影について

おおまかな概要を伺ってからは、女3人

珈琲とお菓子を食べながら喋り倒した。

 

ここ数年、まいとし、かくじつに

女性のクライアントさんの割合がふえていて

そのうえ、

健康的で規則正しいキャラクターの方が多くて

「うちあげ」とか、よくわからない

異業種交流会の類のあつまりとか

「付き合いの飲み会」はほぼなくなって

暮らし心地がよい。

今の生活にふさわしいように、

色んなことがフィットしていくんだなあと

感慨深い。


そもそも10代から20代の頃についてた

師匠のような男性がギラギラとしていて、

労働環境は良いとは言えず、ゴマメの私には

断る選択肢も無かったなあ、と

今なら目を細めて懐かしく思う。

体調を崩してしまったのはやりすぎたけど

20代はそれで良かったかな、とも思う。


そんなことを思いつつおひらきにして、

夕方から北浜の税理士さんの所へ行った。

私は2018年の9月にフリーランスになったから

今回初めて、1年分の結果が出た。


独立した瞬間、親しい何人かの顔ぶれに

「あなたはお金のことは人に任せたほうがいい」

と助言されて、一切合切お願いした。

 

はじめ、経費ってこんなにかかるのか、

と驚いたし、こんなに出たら生活費が

残らないんじゃないの?と

びくびく生活をしていたのだけど、

まとめていただいた申告書を見ると

色々ざっぴいても人並みには残っていて、

なんだか肩の力が抜けてしまって

仕事に戻る気になれず、ふらふらと

友人が絵を展示してる「純喫茶」といった趣の

茶店に行って呆然としたまま

サンドイッチとアイスカフェオレを注文して

1時間くらいかけて食べた。


そのあとも、

仕事に戻ろうかと思いはしたものの

「1年めでよくやったじゃん」

「今年はもっと頑張りたいな」

「でも一人のうちは、誠実に対応できる以上の仕事は受けないようにしなくちゃ」

「お金の為でなく、写真が撮りたいからこの仕事をしてる。そこはブレないように」


と、色々な気持ちが浮かんでは消えて、

結局仕事も放り出し、1人で焼き鳥屋に入って

ビールとねぎま万願寺とうがらし、あと、

冷奴とつくねを頼んで、3杯飲んで帰った。


食べて飲んでばっかりだ。