ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

京都場「都 都」

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2021年1月20日、水曜日

午前中いっぱい部屋を整えて

梅田で遅めの昼食をとって

京都に佐内正史さんの写真展を観に行った。

 

..

二つの写真がならんで 
一つよりずっと明るくなって
星の中の写真になっていくよ

..

京都場/佐内正史写真展「都 都」。
17才の時、写真集「生きている」を見てしまい

写真を始めざるを得なくなった。
その時からずっと 一番 憧れのひと。

当時は、こんなに世界が美しく見えてしまったら

しんどくないのかな、と思ってた。


そのあと、数年経って東京で写真を見た時は

やさしくて寂しいひと。と思って、

こんかいは写真て楽しいな、と思った。


私の見え方の変化なのかもしれないし
むつかしいことはわからないけど、
写真も、言葉も、素晴らしくて

震えてしまった。ブルブル。

 

持っていなかった写真集を3冊買って、

また梅田に寄って帰宅して、自宅で

麦道のカンパーニュをカリカリに焼いて

スープと一緒に食べながらビールを飲んで、

昔、15年よりもむかし、

佐内さんにマッキーで大きくサインを

描いてもらった鞄をとりだして眺めながら飲んだ。

シノゴカメラがすっぽり入って頑丈で、

カメラバッグにしてた鞄。

何者でもないことにモヤモヤしながら

写真ばかり撮っていた十代の頃を少しおもった