ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

2月の日記

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2月26日。

2月の週末、歯医者帰り。

星乃珈琲店で2杯目のコーヒーをすすりながら

すっかり肩を落としてる。

今月は仕事が暇だったのに何にもできなくて、

じょうずにやれなかったなあと

メソメソ暮らしてる。


..


日記をつけてない間、

北堀江でサンドイッチの写真展が始まって、

仕事では西脇市かもめ食堂さんや

北野のレピスさんへ行った。

夜な夜な河川敷で焚き火を囲んだり、

歯医者に行ってインプラントをしてもらった。

日々、日々。

暇が苦手になってる、危機感がある。


..


この間、写真展に来てくれた方が

私の写真に「なぜか心にひっかかる」と

コメントをくれた。

以前からそう思っていたのです、とも。

サンドイッチが美味しそうとか写真がきれい

とかじゃなくて、「心にひっかかる」というのが

嬉しくて、少しおどろいた。つづけて

「どうやって撮られてるのか知りたかった」

「いつから撮ってらっしゃるんですか?」

なんて聞いてくれて

ギャラリーの隅でお喋りをした。

今回の展示ではサンドイッチじゃない写真も

たくさん貼りつけていて、

見てもらえてよかったなと思った。

心をひっかからせてくれた彼女は

ビル一棟をつかって「青星」という店を

されていて、1階と2階はカフェスペース。

その上はギャラリースペースになっているから

よかったら展示を、みたいなことを

言ってくれた。

わたしはそこに行ったことがあって、

書棚に置いている本のセレクトが

あまりに素敵で驚いたことを伝えたら

「本は、好きなんです」と教えてくれた。

展示のことは、サンドイッチもぜひぜひなのと、

さらに、ずっとひとりで撮りためてる

どうにも出来てない写真たちがあるから、

今度それを見てもらって

青星さんに合いそうだったらそちらも

やらせていただけませんかとお願いした。

「だいぶ暗いんですけど」と付け加えたら

「合うに決まってます」、と言ってくれた。

お喋りのさいご「仕事が得意じゃないので」

と言ったら「わかります、」とおっしゃった。

どっちの意味のわかります、なのかは

わからなかったけどすてきな具合だった。


不思議なことだなあ、と考えてる。

そうゆう写真をいつかは、もとい

そろそろどこかで展示したいと考えていて

でもどこで?と思ってた。

場所を間違えたら寒いものになるぞ…と

懸念していたし、そうなるのが怖くて

気持ちがはやばやと躊躇してた。

でも、青星さんでさせてもらえたら

きっと素敵になる。

青星さんでスタジオスヤスヤの私が

「ふかふかの夜に。」という展示を

させてもらったらどんな風だろう、なんて

考えてる。


...


ところで昨日は税理士さんの所に行ってきた。

彼は昨年の働きぶりを褒めてくれたし、

英会話を習い始めたこととか

写真を撮りにポートランドに行きたいと

思ってることに対しても

生きたお金の使い方だと言ってくれた。

うれしかったんだけど、

青星さんの言葉とは違うところが嬉しいのは

なんだろうと考えていたら、

頑張りを認めてもらえることと

自分が大切にしているものを認めてもらえることは、

ちがう部分が嬉しいんだなと思い当たった。