




2026年8月7日
寝屋川の撮影現場に早く着いて ブルーベリーの飲むヨーグルトをすすってる車中。今週はずっとずっと晴れてるなあ、金曜日だ。
書いておきたい街ができた。昨日と一昨日の2日間、savvyの撮影で塩屋の街を歩いた。案内人のKさんが私達につきっきりでアテンドをしてくれて、街のこと、人のこと、店のこと、沢山おしえてくれた。本当にすてきな2日間だった。
初日に、あれ??と気づいてしまった。似てた。私が恋したポートランドに似てた。
1日に何度も同じ人にばったり会うサイズ感、街の人のひと懐っこさと、やりたいことをするんだと決めてここに来た大人の、依存しない程よい距離感。
そこから生まれる各々の機嫌のよさと助け合い。お金より大事なものがあると当たり前のように共有してる価値観、自由でクリエイティブでどんな風に生きていこうかを朗らかに模索してるからか、対話の時間は沢山持ってるけど、人を批判する時間は待ち合わせてない空気。
塩屋らしく暮らしてる、を気に入ってるような人たち。
外からくるひとも拒まない、仕事はひとつじゃなくていい、地産地消の暮らし。
わたし何度もポートランドに通って今年だって9月に14時間かけていくけど、関西にあったなんて!
と、案内してくださるKさんに何度も言ってしまった。
塩屋って、アーティストや文化人が好むおしゃれなコミュニティと思って、少しだけ、けんえんまではいかないにしろ、意識たかそうな街だなあ自分にはおしゃれすぎてしまいそう怖い、と思ってたけどぜんぜん違った。見栄とかブランドとかでなく、身の丈に合ったやりたいことを軸に生きる。暮らす。そうゆう当たり前が、当たり前にちゃんとあるまちだった。
ポートランドだって、はじめて誘われたときは同じ理由でそんなに乗り気でなかった。おしゃれなまちでしょ?こわい…と思って飛行機に乗った。でもその街に着いて初日でスコン、と恋に落ちた。
ここにいたら、焦ったり、人と比べたりしなくてよくなりそう。ここで暮らしたら私は何を感じてどんな写真をとる??知りたくなった。
同じことが塩屋で起こった。今すぐここで暮らしたいか聞かれたら、すぐにはむつかしいけど、ポートランドのように、近場にひとつ大切な街ができたと思った。…通うんだろう。
塩屋で撮影をしてるとSNSにあげたら、3人のともだちから、塩屋に来てるの!と連絡があった。みんな暮らしてるわけではないのに塩屋を愛しすぎてる人たちがいるのもすてきだった。
いっしょにしたら塩屋に失礼だけど、自分にとってのポートランドみたいな場所が関西にあった。案内人のかたに、みっちり一緒してもらって撮らせてもらえたこと、なんとも贅沢でやくとくだったな。
ポートランドに移住は現実的にむつかしいな、と医療とか保険とか仕事とか、、と思ってたけど、塩屋は日本にあって、しかも関西にある。これから通うだろうし、タイミングがきたらいつか暮らしててもしぜんだな、着々。
スモールビジネスが尊重されているのを感じられるのも、ポートランドだった。
みんな(ではないだろうけど私には他の街よりそう見えた)自分の仕事を愛してる。愛しすぎてるゆえの色んな人の困った(?)エピソードや変なエピソードもきかせてもらえて、すごくよかった(地元で40年以上店を構える肉を愛しすぎてる肉屋のおじさんは、お客さんがBBQのために2万円分の良い肉をこの日の朝に切っておいて欲しい、と予約していたのを、その日に撮りに行くと、あまりに美しい肉をお客さんと鑑賞したいから切らずに塊で置いてて、挙句、早く切ってとせがんでも、綺麗だからと惜しんで結局切ってくれなかったらしい。お客さんは塊ごと買って、自分の店(飲食店)に寄り、自分で切ってBBQには遅刻した。とか、豆腐屋さんや他にも、そうゆうエピソードが沢山出てきた。それを街の人が共有してるのもよかった)
流行りとかじゃ全然なかった、誤解してたの恥ずかしくなった、自分のふところの小ささと想像力のなさに反省しきり。