カメラマンをしています。

ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

1月23日

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雨。いいなあ。

最近、色んな方面が鈍って錆びついて沈んでた。

でも、今までだっていろんな朝があって、

いろんな夜があった。

朝撮影前に烏丸のウエンディーズで珈琲のんだら

そう思った。


今日は終日雑誌の撮影で、

京都にオープンしたフライターグに行ってから、

大阪で新しくオープンしたワインバーをまわった。

帰り、編集者さんが良い言葉をかけてくれて

最近、雑誌の撮影に前ほど緊張感を伴わなく

なってきてたのは悪いことではなかったんだ、

とほっとした。


スタジオで10年はたらいていて広告畑しか

見てこなかった私の遍歴では、

ポン、と現場に放流され自由でセンスの問われる

ジャズのような雑誌の撮影は、

単価がどうとかの問題でなく、緊張するし新しい。

 

今日、年末に山に登って撮った誌面の雑誌が届いた。

色んな仕事を、色んな人と、いつも自分らしく

作っていけたらいいな。


夕方撮影を終えて、夜遅くに北浜のバーで

友人と合流。色んな出来事が重なって、

「年が明けてから、やっぱり毎日ちゃんと

前厄っぽいよなあ」、

とクサクサした気持ちで店に向かったけど、

仕事で疲れた友人の顔を見たらなんだか優しくなれて

行ってよかった、と思った。

 

今は 月ではなく昼間の空を見上げて仕切り直そう

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数日前、ある人の唐突な発言に驚いてしまい

「これまで通りには、関係を維持できないな」

と、これまた唐突にこちらから結論を出してしまい

落ち着かなかったんだけど、

 

なんかタイミング、良かったのかもな〜。

と、自身がしんみりと感じてることに気づいて

己の逞しさに驚いてる。

決してポジティブではなく、逞しい、

がしっくり来る。

その発言にはまったく悪気がなかったもんだから

こちらも憎しみはもてなかったものの、

ちゃんと哀しくはさせられた。

いつか別の形で関係が繋がれば良いけれど、

今はちょっと。


まったく別の方向からあたらしいものが

入ってくる気配も感じたから、かもしれない。

同時にまもれる関係の数なんて、

私には知れてるのだ。


今は月ではなく昼間の空を見上げて仕切り直そう。

アンニュイな感情に浸るのは、それが済んでからだ

 

1月20日月曜日、

これから借りるあたらしいスタジオの

ビルのオーナーさんと顔合わせ。

村嶋のフルーツ大福と、

自己紹介がわりの写真集を持って

建物前で不動産屋さんと待ち合わせ。


オーナーさん、めちゃくちゃ明るい女性で

なんだか陽のオーラが物凄い。ほんで優しい。


他の部屋もフォトグラファーさんが何人も入っていて

まぁみなさん10年以上いらっしゃって

バリバリとお忙しくされているそう。


別館の服飾デザイナーさんも、

初めはひと部屋かりたのを、忙しくなり

今はふた部屋かりているとのこと。

1階のテナントさんは

どうしてもここに入りたいという熱意がすごく、

半年待ってもらって最近入られたそう。

とても素敵に商売されてる。

パワースポットかよ、ここは


私も少し背伸びして決めたわけだけど、

等身大になるように頑張らなくちゃ


ただでさえフリーレントの交渉が通っていて

2月の家賃はなしでOKとのことだったのに

帰り際、不動産屋さんに向かって


「もういつでも入って良いから鍵を渡してあげて」


あながち冗談でなくパワースポットビルに

入居を決めてしまったようでホクホク帰社。

ふふ。


夜は英会話へ。

 

変哲ない

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なんとなくしばらくブログから遠のいてたけど、

変哲ない日記のようなもの、

やっぱり再開しようかな、と思い始めた。

記録を残しておくとなんだか安心感あるなあ。


まだ1月だけど色んなことがあったなあという気分と、

もう下旬なんて早いなあ、の気分が混在してる。


印象ぶかかったことだけ、思い返しメモ。

12日、仲の良いフードスタイリストさんと

天三でランチ。

ワインを飲んで、ピザを食べて、店を変えて

珈琲を飲んで、半年近く会ってなかった時間を

取り戻すかのように5時間喋り倒して素早く解散。

ひたすらすごく楽しかった。これを境に、 

くずしてた調子を立て直せるような気がした。

ひたすらすっごく楽しかった、って心底思って、

シンプルなことがうれしかった


16.17日は、雑誌の旅特集で岐阜県へ。

編集長が大阪から車を出してくれて、

1日めを終えるとライターさんと私をホテルに落とし

先に帰阪。

そのあと、車に防寒具一式忘れたことに気付いて

ガタガタ震えながらリサイクルショップに行って

古着のコートを買った。


この旅でご一緒したライターさんがやたらめったらと

魅力的な方で、10くらいお姉さんなんだけど

可愛くて楽しくて思いやりのある明るい人だった。

ホテル近くの居酒屋で、漬物ステーキや厚揚げや

ハムカツをつつきながらビールとハイボール

ガブガブ飲んで、

うれしい夜だなあと思ったし、

緊張したけどこの出版社に営業に行ってよかったし、

最初のチャンスをくれた編集長は

私にとったら物凄い恩人でしかないな、と思った。

しかも岐阜について昼食をとりながら

「あのカメラマンさんの撮る写真見るたび

どうやったらこんなにきれいに撮れるのかなと

思うのです、」

という話をしたら

コシナプラナーの50ミリのマクロが良いって

言ってましたよ!ライティングは…」

なんて教えてくれてほんともう、

買う、買う。恩人すぎちゃう。


岐阜から帰阪後は、ひとりでともだちのバーへ。

4杯飲んだらペロペロに酔ってしまって終電で帰宅。


18日、今日。

何ヶ月も休会してた英会話のレッスンを再開。

教室に行ったらシステムも部屋のレイアウトも

変わってて浦島太郎感。

このあとは、同業の3人で新年会がある。

気になってた天六の草鍋屋さん。

昨日飲みすぎちゃったからなあ、気をつけなくちゃなあ。

 

それはそうとして、

昨日、唐突に聞こえてきた言葉によって

なかなか断つことが出来ないでいた人間関係に

ひとつ区切りがついた気がして、

振り返るような仕草はしたくないのだから、

ちゃんとそうゆうシステムを自分の中に整えて

挫けないように頑張っていかなきゃいけないぞ、

という気持ち。

 

 

 

それでも前にすすまなくちゃ

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眼前に立ちはだかる不安をおろおろと上目遣いに眺めて

立ち向かえないでいる。

年が明けてからというもの、

決断を先延ばしにして卑屈になったり焦ったりして

今も調子がもどらない。


でも、もうこの状態がホトホトいやだー!!

いやだ いやだ!!這い出てやる…

と思うことがやっとできて

数日ぶりにブログをひらけた。

もう1月もなかば近くだなんて。少し長かったな、


あたらしいスタジオに引っ越すことにした。

はじめ依頼した条件は

◯スタジオ広くしたい

◯家とくっつけたい

◯家賃15万円まで


だったんだけど、信頼のおける担当者さんから

候補に上がってきたのは

◯スタジオ物件(居住不可)

◯広い、天井高い、光が良い

◯家賃合わせて20万超えちゃう

◯初期費用73万

◯でも、困ったことにとても良い物件


えー!えー!えー!

ぜんぜん希望に合ってないけど気にはなる。

数日考え、出した答えは


「我が腹をくくるのみ」。


わかってたのだ、

むつかしい選択を迫られた時に問題なのは

「どちらを選ぶか」ではなく

「自分がその決断に腹をくくることができるのか」

ってこと、頭ではわかってたのだ。

そこから始まる物語の全責任を持つ覚悟はあるか、

きっといつもそれだけなのだ。


そもそもの引っ越す理由、私は最近

ポートランドに移住したいと考え始めて、

「月いくら貯蓄したら何年後には行けるな、」

「ではランニングコストを下げて貯蓄のペースを

早めましょうね」

の考えのもと上限15万で探し始めたのに、

今より上がってるうえに初期費用の交渉もNG。


もう、不安だけどやるしかない。

しごとふやすしかない。

美しい写真を撮るしかない。


独立して1年と3ヶ月。

独立当初、ポートフォリオ作りまくって

アホみたいに営業回って動きまくって。

「もう二度と無理」という時間を経てから

たった1年と少しで、あれ、またするのかな、

なんて思うと当たり前に弱気。負けそう。

泣きそう。こわい。逃げたい。自信ない。


でも、これも、わかってる。

あたらしいことを始めるとき、

何か問題が起こるんじゃないかと不安になるけど

そんなのってもう、何か問題が起こった時に

その時できる最善の策を尽くすしか選択肢はない。


たとえヨボヨボと下した判断でも、

そう決めたのだから不安をひとつずつ解消して、

目の前のことに誠実に全力を尽くして

やっていくしかないのだ。

勝たなくても良いからかっこ悪くても良いから

腐らずに、やめないこと。

 

臆病者でもいいから、

それでも前にすすまなくちゃ。

三が日の覚え書き

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1月6日、仕事始めだった。


この年末年始を信じられないくらいのんびり

過ごしたからなのか心境の変化なのか、

SNS全てにいきなり興味が無くなって

自分でも「どうしたん急にw」となってる。

 

それに限らずほんとうは

しなきゃ「いけない」ことなんてひとつもないのに

がんじがらめにしてしまってるようなこと、

今年はひとつずつ手放していきたい。

 

あと、

野菜をたくさん食べる。

あと

発する言葉のひとつひとつに

できるだけ嘘がまざらないようにする。

 

今年の抱負はそんな感じ。

 

..

さんがにちの覚え書き。


1月1日

真夜中に友達が帰ってから暇をもてあまし、

明るいうちに粛々と家の断捨離。

とちゅう散歩がてら心斎橋のカフェに入ったら

お一人さまとかPC広げてる人とかもいて

元旦、まぁそんなものかー、と思った。

今年は年賀状も作らなかった。

時間がたくさんある。


1月2日

朝から実家へ。親戚一同集まっていて、

「結婚の圧をかけてこない親類でありがたい」

と、逆に四方に圧をかけながら飲んだ。

34歳の自己防衛けなげ。

今年は少しずつ、

一人ずつとちゃんと話が出来たから、

いつもより良かったかな、と思った。

20人くらいいたのかな、

年々メンバーがよくわからなくなってる。

 

1月3日

東京から帰阪してる友達と天六で落ち合い、

暮れていく夕焼け空を見ながら

天満公園でたこ焼きを食べた。

 

晴れていて、あんまり寒くなくて、

落ちていく太陽の反対側には月が昇ってた。


缶チューハイハイボールを1本ずつ飲んだあと

とほとほと歩いて天満宮へ。

おみくじを引いたら

「慎ましやかに暮らしましょう」、

と書いてあった。

その足で西天満の「ビストロやまごや」へ移動

前菜の盛り合わせ、サンマのなんちゃらに

カマンベールとベーコンのアヒージョ、

イベリコ豚のステーキマスタードソース。

赤ワインやハイボールを飲みながら

「自分で仕事を始めてから雄化してる気がする。

今年はもっとふんわりと生きたい」

と訴えたら「いいやん、別に」と言われた。

 

やわらかい一年になりますように

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あけましておめでとうございます

 

晦日の夜、あれだけ

「年越しは一人で過ごす」と宣言してたけど

夜な夜な、幼なじみが家に来た。

もちろん両手を広げて大歓迎なんだけど、

晦日の22時過ぎ、

「ちょっとだけお邪魔していいかな」、の

30分後には向かいに座ってるフットワーク。

 

スーパーで買った白ワインで乾杯して、

エリンギだけのアヒージョを食べて

ポテチをつまみながら

海老天がはみ出した年越し蕎麦を

マグカップで啜った。

 

ビールを飲みながら話し込んでたら

さりげなく控えめに年が明け、

3時半ごろ、そろそろ帰ろうかいなと、

地下鉄に乗って帰って行った。

冷える、冷える、と言い合いながら

年の明けた真夜中の道を歩いた。

 

今年もきっと、

やわらかないちねんになりますように◯

おおむね、とても良い年だったとしか思えない。

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今年もいよいよ、過ぎていくんだなあ。


いちねんまえは、友達と2人で

私の構えたばかりの事務所で鍋をつついてた。


にねんまえは、初めての1人旅の途中だった。

クリスマスあたりから東欧をまわり、

ウィーンのシュテファン大聖堂のふもと、

「早く終われ散々だった厄年」と念じながら

ひとりビールやグリューワインを飲んでた。


さんねんまえは、もう思い出せない。


今日は、事務所にいて

ひとりで2本目の缶ビールを開けてる。

12月の間は、年越しの予定をきかれるたびに

「一人で静かに過ごす」「予定は無い」、

と答え続けた。


なんか、なんとなくなんだけど、

思い切りひとりでシンとする時間が

必要な気分だったのかもしれない。

わかんないけど。知らんけど。

この一年は、賑やかだったし

泣けちゃうくらい一生懸命だった。


今年は、あたらしい恋もしたし、破局もした。

仕事で悔し泣きも嬉し泣きも沢山したし、

優しい雨のように降り注ぐ奇跡だって

何度も目の当たりにした。

きっと傷つけた人もいるし、私は無傷に近いが

ちゃんと傷つけられかけたりもした。


久しぶりに再会した人もいるし、

きっともう、会えなくなった人もいる。


おおむね、おおむね、とても良い年だったと

しか思えない。

悲しかったことや傷ついたことや絶望は、

総じてとるに足らない程度だったと心から思う。

それよりも、人の思いやりや誠実さ、

素直や本気にふれて慄いたことばかりが

頭に浮かぶ。

生きている、とおもった。


できればみんなが、

まんまるな年を迎えられますように。