とても暑い六月の金曜日、ほんとうの少しずつだけど元気を取り戻してきて、本ってスマホより面白いじゃないか、と出鱈目に散らかった部屋でホッとする。
胸がそわそわして、捕まえられない何か引っかかる感情がある気がしたけど、深掘りしたら逃げてなくなってしまいそうでそっと本を閉じて、外に出ようと思った。席を立つ。
日記、再開できそうだなあ。それってけっこう回復ってことだと感じる。
真夏の熱風のさなかや、大きな動きの中に感じる静寂が好き。
これからピントを合わせる場所を、まだ迷いながら暮らしてるさいきん。