ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

月曜日の失敗

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4月19日、暑いくらいの火曜日。

大阪はよく晴れてる。

今日は雑誌SAVVYの撮影で

宝塚あたりを車でぐるぐるまわってる。

あたたかく晴れた日のロケは気持ちいい。

昨日は終日地下にこもり

物ばかり撮り続けてたからなおさら。

ところで、

昨日はスケジューリングのことで

ひとさまに迷惑をかける失敗をして

メショメショ落ち込んだ。

ほうぼうの人たちは親切にしてくれて

瞬時にスケジュールを調整したのち、

気にしないようにね、とまで

言ってくれてなんとかなったけど

気をつけないといけなかった。

不注意だった。防げたことで迷惑かけた。


夜のオンラインの英会話レッスンで

そのことを、つたない英語で伝えたら

魔女みたいな先生(日本人)は

時々、文法を言い直してくれたあと

「誰にでもあることです」という

フレーズを教えてくれて、日本語で

「私も年に2〜3回あります…」

と言ってくれた。


ところで、ところで、

週3回zoomレッスンを担当してくれる

先生は1年を通して固定で、

前述したとおり魔女感がある。

関東在住の、とても優しくて

よく笑う素敵な女性。

長い黒髪でスーツとか着てなくて

フラダンスをやっていて

家事が嫌いでお子さんたちはもう大人で

ご自宅で繋いでるzoomの背景は薄暗く

器や本がずらりと並んでる。

魔女ぽいというかナチュラルというか。

はじめてのレッスンの時、魔女は私に


「英語でどう表現すればいいのか

わからないことなんでもきいてください。

たとえば、

『言葉で表現するよりも

写真で表現することのほうが

私にとっては簡単です、』

のように、ゆうこさんにとっての

大切なフレーズはこの教科書には

載ってないかもしれませんね、

そしてそれはとても素敵なことですね」


なんて真顔で言ってくれるもんだから

感動してしまったのだ。

時々、美術を扱ってはいたけど

作ることはできないから、

何かをつくることができるあなたを

尊敬しますなんて自然に言ってくれるし、

(講師になる前は美術品を扱う仕事を

されていたそう)

あなたは有名な写真家ですか?なんて

真顔で質問してくれるもんだから

否定する以前にポカンとしてしまう。

 

こんな風に年を重ねるのって

チャーミングだし素敵だな、と週3回思ってる。