ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

4月19日/ポートランドの覚書

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Day60/

ポートランドに来てくれていた友だちが今朝、

帰っていきました。

今日からまたひとりです。

皆んなの到着に合わせて、

私も2ヶ月弱お世話になったシーラの家を出て

別の1軒屋のAirbnbに4人で滞在していました。

 

花がたくさん咲く大きな木がある家でした◯

賑やかな1週間でした。

色んなところにももちろん行ったけど、

忘れたくないなあと思い返すのは、

晴れた日にカラフルなブランケットを広げて

ピクニックをしたことや、

キッチンで丹羽さんがサンドイッチを作って

サンドイッチテーブルの撮影が実現したことや、

寝不足になるほど毎晩ただお喋りをした

丸いテーブルの風景だったりします。

 

テーブルのそばの窓の外には

白い花が咲いていて、

朝も夜もそれを眺めながらお喋りをしました。

晩にはお米を炊いてお味噌汁を作って、

ファーマーズマーケットで買った野菜や卵を

料理してくれたこと、

夜中にはうららさんがキッチンに立って

生地をこねてる音をききながら眠って

翌朝、発酵してふくふくにふくらんだそれを

いろんなドーナツにして揚げてくれたこと、

つばささんが毎日あたたかいお茶を

淹れてくれたことエトセトラ。

やってもらってばかりですね、

ふと気づくと、なんだか実は

どこにいてもできるようなことでした。

でもどれも この人たちとじゃないと

できなかったことでした。

そしてどこでもできることだけど、

きっとポートランドの空気がそう

させてくれました。

笑ってるのに気持ちはどこまでも静かに

深く降りていくような、ゆるくゆるくまわって

揺れてる不思議な時間でした。

 

だからここまで来てくれてうれしいです。

ここでできたのだからきっともう

どこでもできるのだと、

帰国しても おぼえておきたいです。

 

ロスからのつばささんは4月11日から17日、

日本からの丹羽さんとうららさんは

13日から19日、中5日の日程で来てくれました。

..

ところでですね、日本からの2人が到着した夜、

シーラが空港まで迎えに行ってくれました。

夜中だったので助かりました。お礼もしたくて

滞在中にみんなで食事をしました。

私は大人になってからの短期留学だったし、

シーラはフルタイムで働く

ひとり暮らしの女性で忙しくしていたので、

一緒に過ごすのは夕食時と

ときどきの週末のブランチくらいで

割とドライにやってたつもりだったのですが、

ピザを食べてワインを飲みながら

あなたが家を去ってから、静かで寂しい

と言ってくれてなんだかやっぱりジンとして、

ホームステイをさせてもらってよかったなあと

思いました。

学校は2週間で登校拒否になったけど

私にとっては学校よりも素敵でした。

さいごの写真がシーラです。

..

4人で滞在していた場所を出て、

今日からあたらしい場所でひとりです。

贅沢なことですが、まだひと月弱あります。

静かな時間もありがたく味わおうと思います◯

ポートランドが日に日に好きだと

毎日おもいます。

April 19,2023