ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

送別会

この間、雑誌SAVVYの副編集長をされている大好きな編集者さんの送別会があった。

転職活動を経て東京の出版社にいかれるということで、その決断は周りの人を驚かせたしSAVVYの顔になってる彼女が?と、大阪でも東京でも噂がまわるほど青天の霹靂だったけど、その決断は誰から見てもかっこよくて、宴の席では、彼女のこれまでの実績も今回の出来事も合間ってすでに伝説の編集者のような存在に見えた。

門出を応援してお祝いしようと60人の外部のスタッフが集まった。編集部のひとたちはそれぞれが、雑誌をつくりあげる上での彼女との泣いたり笑ったりした物語を持っていて、それを泣いたり笑ったりしながら共有してくれた。すごく良かったし、ジンとした。

情熱をもって真摯に向き合ってきたことは、ちゃんと時間をかけていつの間にか他人の心を動かしてしまっていて光になるんだなと、言葉にするとあまりにも当たり前の光景を目の当たりにしてしまった。そこにいた人たちも自由で気さくで、優しい場所だなと思った。

あらためて、人に喜んでもらえるうえに大好きな写真まで撮れて、その実績が乗り物になって自分を別の場所に運びつづけてくれる今の仕事をつづけられていることは幸福だと思ったし、こんな風に、ここにいる人たちと成果物を作られる場所にいられることは刺激的で世界が広がっていく。つど緊張しながらでも、つみかさねるたび、選択肢がひろがって未来を想像できる。信じたものをこれからも守っていきたいな、と、同年代の彼女からしっかり影響を受けたのでした。

とりとめないけど、その会が、とてもよくて、うまくかけなくても残しておきたいなとおもったのでした。

挑戦する彼女が本当にかっこよくて応援してるし、自分もがんばろう。

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