ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

チェコに行く。うれしい。

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金曜日。これからチェコに行く。

9:30の飛行機にのって、

ソウル経由でプラハへ。


なんかもうなんかもう、

仕事を放って長めの旅行をするのは

少し気持ちがざわざわするけど、

それでも、

思い切って航空券をとってしまって

よかったのかもしれない。

 

寝不足でまだぼーっとしてるけど、

楽しみにしてた。 


スーツケースにフィルムを

30本入れてきた。

30本じゃ足りないかもしれないなって

思いながら入れてきた。

 

プラハで過ごす10日の時間、

私はどんな景色をみて

どんなきもちになるんだろう

 

 

神戸の街は、やっぱりただただ水色で。

 

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土、日、月曜日。

みじかくても、なんとなく毎日

日記のようなものを残せたらなと

思ってたけど、ダメだった。

ばたついちゃって電池切れた。

 

返せてないメールとか

やらなくちゃいけないこともあるけど、

整理したい…メモ。


....


土曜日。

8時半から靱公園ちかくの

マックコーヒーロースターズで

モーニングをしながら、

11月のポートランド旅行の打ち合わせ。

めちゃくちゃ楽しみで

11月まで超がんばるぞって思った。

…8月もチェコに行くのだけど。


モーニングのあとは

神戸のゆうこさんのお店に行って、

黒と白の大きい鞄とピアスを買った。


「ごはん、行きたいよね〜」と

言ってくれた。

そそそ、そうなの?

ゆうこさんがそう言ってくれるたび、

すごく嬉しい。


そのあとは、

みなと神戸の花火大会へ。

友達と、息子さんとまちあわせして、

かなり早い時間から場所取りをして、

のんびり見られた。ありがたい…


花火そのものも

もちろんとてもとても良かったんだけど、

夕方の、日が暮れていく時間の

神戸の街はやっぱりとても水色で、

忘れてないつもりだったこと、

空気で全身を駆けめぐって

泣きそうになってた。


こうやって忘れて、思い出して

あたらしいことが起こって

うかうかしてたら34歳になってる


...


日曜日、

朝から出かけて、

夜中まではたらいてて記憶が、、


疲れ果てたあとに、だめ押しで

ホームセンターから夜な夜な

スタイロフォームを10枚持ち帰り、

スタジオの西側の壁に

貼ったりしてたら真夜中になって

絶望的な気持ちになった記憶は

あるんだけど、、

その前にお好み焼きをテイクアウトして

食べたんだったかな?

焼きそばだったかも。


タクシーで帰ったんだと思う。


...


月曜日。

朝から、スタジオで立会い撮影。

お世話になってるクライアントさんが、

弁当屋を始められるとのこと。


彼女は、以前から撮影中ランチを作って

持ってきてくれたりしていて、

ひっそりとファンだったから、

お店を始めると聞いてやったー!と思ったし、

撮影で関われて嬉しい。


昼ごろに終わって、撮影につかったお料理を、

テーブルを囲んでみんなで食べた。

やっぱり美味しかった。


ひとしきり喋ってぜんいんが帰ってから、

スタジオの片付けや納品をしてたら

完全に電池きれちゃって。

終電が過ぎるころまでだらだらと仕事をして、

Di D iでタクシーを呼んで帰って寝た。


...

あと、撮影をさせてもらった

コーポレートサイトが公開になりました

と連絡をいただいた。

 

https://i-ne.co.jp


写真を撮るのがすきだから、

撮らせてもらえることが、

ただただ嬉しい。

 

淡々としてる。

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木曜日、金曜日。

ただただ、せわしないだけの時間。

記録だけ。


木曜日は移動。金曜の撮影に向けて

大分県竹田市へ前乗り。


ダスキンの「喜びのタネまき新聞」の

特集ページの撮影。

ひと月にひとつずつ

48都道府県をまわっていく。

そんなのってもう、すごい楽しい。


今日は移動だけだから楽勝だな〜、

なんて思ってたんだけど、

阿蘇山が噴火しちゃって

飛行機が直前に欠航。

別の空港から出てる便に変更して、

熊本空港からはバスに乗って、

竹田へは夜に到着。

連日の疲れも溜まってて、こてん、と

ホテルで就寝。

 

 

金曜日。

ホテルからタクシーに乗って

取材先のカボス農家さんへ。

とにかく暑くて。


10時から3時間で撮影は終わって、

タクシーで竹田駅に戻って

大分のとり天で昼食。


空港に向かうバスの時間まで

一度解散して、カフェで仕事。


淡々と、してるなあ。


スケジュールはせわしないのだけど

頭の中が、ただ、淡々としてるというか。

移動をして、初めての土地で

あたらしいものを見ても、

心が動かなければそれは単調な時間。

 

さいきん、

事務所の空調がこわれて

自宅のトイレがこわれて。

家族に「災難つづき」と言われたけど、

私、そんな風に感じてなかったから驚いた。


災難のうちに入るのか?

というか、何かが起きたら

その時の最善を尽くすのみで、

頭の中はけっこう淡々としていて、

災難、と言われて

ものごとは受け取り方しだいなのかなあ

となんとなく思った。

 


夜、知り合いのカメラマンさんから

楽しい提案のメールが届いて、

私、その人のことがとても好きだから

嬉しかった。

 

 

 

飽きずに、毎日そのことに感動してる。

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水曜日。午後からスタジオで撮影。

クライアントさんはスタジオに着くと

開口いちばん


「はじめて、玉出に行ってきました」


と、シベリアとサンガリアの缶コーヒーを

差し入れてくれた。

帰りにも寄って惣菜を買います、と。

彼女の生活圏のスーパーは

きっと成城石井とかだろうから、


玉出はお土産を買うところ」


みたいな位置付けだったみたい。

そんなこと聞いたら、つられて私も

見慣れたポリ袋がお洒落に見えてきちゃって。

白地に、村上隆よろしくな赤い花、

あれ、いいじゃん?と。


撮影中、今日もやっぱり

弊社のエアコンは全く効かなくて。

でんき屋さんにも来てもらったんだけど

結論は

「屋上の真下、西向きの窓、打ちっ放しの建物」

手の施しようがないとのこと。

トホホすぎる


こりゃ熱中症になってしまう、と

業務用の冷風機に大型の除湿機、

扇風機にサーキュレーターに、

エアコンのガス重鎮。20万円くらいかけて、

思いつく全てを買い揃えた。

 

空気を冷やすのっておお仕事なんだなあ。

太陽、強いなあ。

 

8月はまったく隙間なく予定があるから

なんとかこれで乗り切って、

9月にあたらしい物件を探して

早々に事務所を引っ越そうとおもう。

機材がふえて手狭になってたから、

ちょうどよかったのかもしれない。


スタジオを構えて1年にも満たないで

あたらしい場所を探すことになるとは

想像してなかったけど。

そもそもいつも、想像どおりに

すすむ物事のほうが少ないのだから

今さらそんなことに驚きはしない。

良い物件にあえるといいな、

 


撮影が終わって諸々をかたづけていたら

なんだかんだでこの日も午前さま。

翌日の出張の機材があったから、

タクシーで帰宅。

さいきん、まいにち夜中になっちゃうな。


8月のプラハでは

思い切りスイッチを切って過ごすぞ、

と思いながら日々頑張ってる。

写真が撮りたくて行くのだから、

撮り続けることに変わりはないのだけど。

写真を撮りに行くとは、

感動をむかえに行くということ。

シャッターを切るのは

心が動かされてるときだけだから。


私、写真に出会えて良かった。

と毎日おもってる。

今日はどんな景色に会えるのか、

今日は、私はどんな気持ちになるのだろう

どんなことを考えて、何を思うのだろう、

何か答えのようなものを見つけるだろうか

そんな風に、

飽きずに、毎日そのことに感動してる。

 

 

ふり返ると加速する

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火曜日。

朝いちばんでパスポートセンターへ。

9時15分からの受付なのに、

30分前からけっこう人が並んでておどろいた。

無事に申請が通って、あたらしいものを

8/6に受け取りできることに。

8/9に出発するから、ぎりぎりだった〜


朝には少しつよくて、

5時とか6時には目がさめるのだけど、

毎朝3時間くらいかけて

家事をしたりコーヒー飲んだり

適当に過ごすのが日常なんだけど

あらためて、この時間すごい好きだな、

と自覚しながら過ごしてる。

最近は忙しくしていて

睡眠時間の確保もままならないけど、

やっぱり朝が好きだな、

 

 

7月も終わり。梅雨が明けて、

ちょっとびっくりするくらい炎天下。

今月は仕事がすごく暇だと思って

ひらきなおってたんだけど、

おわってみるとむしろ多いほうだった。

でも、まだまだ。

質も量も、何もかもがまだまだ。

頑張ってはいるけれど、

別のベクトルから見たときに

出来るのにやってないことがいくつもある。

忙しさにかまけて、

ないがしろにしてることがいくつもある。

余白と整頓が必要。


しごと頑張るの大事だけど、

大切なのはそれだけじゃないから。

人生は多方面に向かって

内にもそとにも広がっている。

それに、すべてが繋がってる。

あまりに全てが。

目の前のことにそうは思えなくても、

きっと想像以上に大きな輪になっている。


..


パスポートセンターのあとは

江坂の大塚屋に行って、

明日の撮影用に

フェルトとクラフト紙と生地を買った。


午後は、昨日でひっちゃかめっちゃかになった

スタジオを片付けて、納品作業。

なんだかだらだらしてしまって、

結局帰ったら夜中の2時だったのだ〜。

事務所のWi-Fi遅くてやばいやばい。

 

 

日記がわりにこのブログをつけだして

1ヶ月にも満たないけど、いいなって思う。

記録したら気が済んで、

次に向かうスパンがちょっとだけ

はやくなった気がする。

ふり返ると加速するって知らなかったな

 

 

流れるように土日はすぎて

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日曜日と月曜日は、ずっとスタジオにいた。

週末に出張だったのも手伝って、

ますます曜日感覚がなくなってきたし

最近、仕事とプライベートの予定の

区別もつかなくなってきちゃった。

こわい、こわい。

 

土曜の夜にばたばたと長野から帰阪して

日曜日は朝に家事を済ませて

午前中にヨドバシカメラへ。

 

あたらしい種類の案件が入るたび

あわてて機材を買い足す流れが

常態化してる。。

いつもピンチだし慣れないけど、

当たり前のように背伸びを求められる環境は

思いつく限りでは、私にはベストだと思う。

必要に迫られて、  …

必要が迫って来てくれて?

ものがふえてゆく。

 

午後からはスタジオで月曜日のテスト撮影。

念入りに、セットを組んではバラしたりした。

色々してたら結局終電くらいになって。

アボカドとトマトジュースを買って帰った。

 

うたたねしたらそのまま朝が来ちゃって

月曜日は、ずっとブツ撮り。

ディレクターさんにデザイナーさんに

代理店の担当さんに、営業さんに、

スタイリストさんに、

午後からちょこっとクライアントさんも来て

あと私と、アシスタント。


最大8人になっちゃってたとき、

セットも大きいしで

スタジオ狭い!狭いっ!!

こりゃいかん!!!

と身に沁みた。

しかも猛暑日にエアコン壊れて

申し訳なかった…

みんなやさしい人たちで助かった。。


やっぱり、大きな事務所、

かりなおさないといけないなあ。

家と事務所の二重家賃つらたん、

なんて言ってないでがんばるぞ。

 

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月曜日の夜

食パンかじって

そのまま寝てた。

見事なスチールライフフォト。

人生って予想もしてなかった恩恵で すすめられるコマ数がめちゃくちゃ多い。

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土曜日、名古屋のホテル。

昨夜はテレビをつけたまま

いつの間にか眠っていて、

朝目が覚めたら台風が近づいていた。


10時の待ち合わせまで5時間あったから

ベッドでごろごろしてシャワーを浴びて

8時半ごろ、朝食を食べに1階に降りた。

ものすごいボリュームのモーニングが出てきて

さすが名古屋だな、て思った。


10時、名鉄のバスターミナルから

水引きの職人さんを訪ねて

長野県の飯田市へ移動。


水引で作られた御守りやお花が

意外とサイケデリックで、

お土産なんて普段は買わないのに撮影の後

なんだかけっこう買い込んでしまった。


...

 

私は自分さえよければ、って理由で

目の前の誘惑に負けてきたことが何度もある。

そうじゃない選択も出来たのに。


そのたび何か大変なことが

起こるわけじゃないけど、

薄々感じてたのはきっと「悪い癖がつく」

それによって人生の舵が

気づけないほど少しずつ方向を変えている。

目的地がずれていく。

すごく駄目な感じがする。


さいきん仕事で忙しくしてたから、

追い詰められる場面はあるものの

必要とされていることで

満たされている部分もあって。

だからなのか、

少し自分の心がつよくなった気がして、

しゃんと立って、

良くない空気を感じ取ったら

もう絶対に、今だけに惑わされないで過ごそう

と思った。


わかってたけど、だけど、

暮らしに取り入れられるのが、

やっと今になってだった。

ここに書き留めることができたから

きっともう出来るんだと思う。


だって私、

美しい景色が広がる場所に向かいたいから

という、見返りを求めてる。

その道中で、私は人の役に立って

喜んでもらって、

与えられる人間で在りたいな。

 

仕事で独立する覚悟を決めた夜から、

覚悟の仕方を少しずつ覚えてきて、

小っちゃな覚悟を決めることが

少しずつふえてきた。

予想もしてなかった恩恵だけど

人生って予想もしてなかった恩恵で

すすめられるコマ数がめちゃくちゃ多い。

だから勇気とか優しさとか

めっちゃ使おうって思う。

腹をくくる決めてはいつも

そんな要素だから。