ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

黄色いけど青い

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2月7日、月曜日。

出雲に向かう特急やくもに揺られてる。

今朝は空が美しかった。

今日あしたと撮影で出雲、松江、境港、

米子をまわる。


この週末の日記。

...

2/5 土曜日

草津で撮影をして夕方に帰阪。

夜までスタジオで仕事をしてから

翌日の機材を車に詰め込んで恋人の家へ。

ふるさと納税カニをふるまってくれて、

たくさん食べてビールを飲んですぐ眠った。


2/6日曜日

朝、料理家さんの場所に行き

カレーやパフェやタルトを撮って

昼ごろスタジオに戻った。

佐内正史曽我部恵一のバンド「擬態屋」の

曲を教えてもらって、帰りの車でききながら

帰った。非常によかった。

昼からはスタイリストの丹羽さんと

シルクスクリーン作家の奥田澪さんと3人で

サンドイッチの撮影。

普段は丹羽さんと私の二人でやってる

「サンドイッチテーブル」に、

パンのシルクスクリーンをつくる奥田さんが

コラボしてくれることになって

今からわくわくしています。

わいわい撮ったり作ったりしてるそばで

サンドイッチを目の前において

そっとスケッチする奥田さんの仕草は

とても静かですてきだった。彼女は以前SNS

「ずっと青い絵を

描きたかった時期がありました。

自分では理想の青い絵が描けないから

他の人たちに任せることにしました。

来年は、黄色みたいな雰囲気で作品を刷りたい。

と、昨晩、ぷわぷわのだし巻きを

見つめながら思いました。

これはちゃんと向き合って、

わたしが引き受けたいなあ。」

と投稿されてたことがあって、

とてもすてきだなあと思っていたのだけど

絵を描く奥田さんの雰囲気は不思議と

青い世界だったし、でも、でもだけど、

青い絵を他の人に任せてくれたからこそ

いまサンドイッチのシルクスクリーン

刷ってくれることになったのなら

私たちはとてもラッキー。

黄色い、たまごサンドも撮りました。

二人が帰ってからそのまま仕事をして

出張の準備をスーツケースに詰め込んで

夜はタクシーでまた恋人の家へ。

昨夜の鍋から蟹雑炊をつくってくれて、

おかわりをしてたくさん食べて

ビールやワインやチョコレートや

チーズも食べてまたすぐに眠った。


昼間スタジオで丹羽さんが写真をみながら

「しまこちゃんはこんなに素敵な写真が

撮れて、こんなに作品を残していて、

もうほかに何にも要らないじゃない」と

朗らかに言ってくれてジンとした。