12月24日、今年はずいぶん早く仕事を納めたから
すでにスタジオスヤスヤ、長期休暇の気分。
自分で決めたことだけど、
2ヶ月後には単身アメリカにいるなんて
まだ実感が湧かないでいる。
怖いとか不安とかも まだ届かない距離。
むしろまだ、それが正しいのかもわからなくて
メソメソと自信もない。
動き出す前から自信のある選択だけが
正しいとも思わないから、怖いけど
このままいってしまおうと思っています。
ここのところ、今年お世話になった人や場所に
顔を出しにいってる。
レシピ本を撮らせてもらったけむパーさんへ
食事にいって、展示をさせてもらった
喫茶路地さんへ珈琲を飲みにいった。
お仕事をご一緒したデザイナーさんと
忘年会もできたし穏やかに年が暮れていく。
幸せだなと思う。
仕事があって友達がいて家族がいて
思い立ったら珈琲やお酒を飲みにいく
場所がある。住む場所があって
あたたかな寝室を持ってる。
さいきん
「当たり前だと思ってはいけないぞ」と
おもってる出来事は、フリーランス&新婚の私が
2月からすべてを放り出して単身3ヶ月
写真を撮りにアメリカに行くことに対して
会ったひと全員が「いいと思う！」と
笑ってくれた。(旦那さんを除く)
反対されたところで行ってたけれど、
周りの人たちにひどく恵まれてるんだなと
感じる。
今回のポートランドの件をお任せしてる
旅行会社Table a Cloth のナコさんは
「現地のフォトグラファーさんの場所に
行ったらどうですか、絶対たのしい！」と
ポートランドの素敵そうなフォトスタジオを
いくつかピックアップして教えてくれた。
お世話になってる税理士さんは
「向こうの書店に行ってご自身の本を
置いてもらってきてください。
あと帰国後は日本で写真展をしてください。
そうしたら旅費を経費で落とせそうです。
ゆくゆくはアーティストビザを
取ったらどうですか、取れそうですよね、」と
おったまげの提案をくれて
ビザの条件を調べておしえてくれた。
スタジオも借りっぱなしで
赤字を垂れ流しながら行くのに、
良い投資だとおもいます、とも言ってくれた。涙
東京のヒュッゲギャラリーさんは
「帰国後に、うちでポートランドの
写真展を」と連絡をくれた。
しごとの撮影で穴を開けるのに、
しまこさんが帰ってきたらまたお願いします
と言ってくれてるお客さんも何人かいる。
いろんなことを放り投げて行くからには
手に入れたものも手放す覚悟で、
帰国後は仕事がなくなっても仕方ないと
思ってたから、ありがたくて申し訳なくて
それ以上に、
ちゃんと未来につながるものをつくったり
過ごしたりしてこなきゃいけないぞと
強く思ってる。もちろん写真で。
..
ところで、先日税理士さんに会った折
ブログされてますよね？と言われて
困ってしまってわんわんわわん、
だったんですが、スタジオの屋号で調べたら
トップに出てきてたようです。
それで、あわあわとうろたえてたら
ポートランドでのことを
そこに書いていくと実績として残るので
経費で落とすためにも良い、
とのことだったので行くまでのことも含めて
日記のようなものを書いていこうと思います。
あわせてはてなスターを非表示にしました。
私はブログをアウトプットのためだけに
使っていて、ほかの方のブログに
伺う習慣が、そんなに、あんまり、
ありません。
少しだけ、もしも誰かに読んでもらえてたら、
くらいの気持ちでつづけていきたいと
思います。
これまでもそうだったんですが、
さらに、自分自身のために書きつけることが
色濃くなってくるようにも思います。
では、では。
