ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

ここまで来たからわかるもの、 がわかりたい。

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ここまで来たからわかるもの、

がわかりたい。


と、さいきん思う。


ここのところ、

生活にも気持ちにも大きな変化が訪れて

やらなきゃいけないことや

考えないと進まないことに

食い気味に追いかけられてるけどそれでも、

どこかに現状をアウトプットしないと

キャッシュが溜まっていってしまいそうで

ヒヤヒヤと過ごしてる。


ようやっと今、出張帰りの新幹線で

缶ビールを開けて一口飲んだところ。


先週の水曜日から

ふわっと二人暮らしが始まった。

色んな事情から、とりあえず3ヶ月間。

相手の来日当日は、乗り継ぎの

フランクフルトからのフライトがおくれて

6時間遅れの到着に。


発覚の時点ですでに空港にいた私は、

仕事のPCどころかスマホのバッテリーすら

持ってこなかったことを悔いて

平日の空白時間に動揺したけど、

腹をくくって本を買い求め、

読んだり仮眠を取ったりしてやりすごした。


翌日の木曜日は、

せっかくなので1日くらいは、と思って

有馬の某グランドホテルのランチと温泉へ。


雨雲の流れがとても早く

晴れの雲と雨の雲の違いがくっきりと分かれ

青空が見え隠れする不思議な天気のなか

温泉街を散歩していたら、

気まぐれに曲がっては歩く先の路地の隙間から

「眼前で唐突に淡い虹が現れてはすぐに消え」

が3回起こった。


「君にはシックスセンスがありますね、」と

時差ぼけ真っ只中の彼は日本語で言った。


その日は高速バスで大阪まで戻って、

ラーメンと餃子を食べて帰った。


翌日から、私は始発の新幹線で泊まりの出張へ。

自分との生活を送るために

暮らしと人生プランに大幅な変更を加えて

初めての土地にやって来た外国人を

いきなり放っていくのは少し気が引けるかな?

と思ってたけど、そうでもなかった。

始まったのは旅ではなく暮らしなのだから。


金曜日は、葉山で料理家の飛田和緒さんと

ご自宅での撮影。

いつも控えめに心配してくれるから

「旅先のプラハで現地人と恋に落ちて

一昨日から同棲を始めました」

と報告したら花粉症の鼻をかみながら

げらっげら笑ってくれた。

飛田さん家のおにぎりはやっぱり美味しくて

ふたつ食べて、ふたつお土産にしてもらった。


土曜日は荒川区寄席文字の職人さんの撮影。

無事に終えて森美術館に寄ろうと思ったけど

40分待ちで簡単に断念。


私はいつも東京にやさしくされてきたし、

東京が好き。

と夜の東京タワーを眺めながら

少し泣いて思った。


いま、帰りの新幹線に乗ってる。

夜中、出張から戻って家に誰かがいるって

どんな感じなのだろう

きっと想像しても外れるのだろうから、

空きっ腹にビールを飲んでふわふわとしてる。

明日からは、また、落ち着いて

ここを日記のように使えますように。

 

今日、失くしてたものが見つかったと

電話があった。

1年前に外で落としたものが。なんなの。

さいきん不思議なことがつづいてる。

それは、機会がきたら、また書けるはず。


...

 

先週の備忘の為のただの記録


月曜日、近大の撮影へ。

初めてのクライアントさんだったけど

腰が低すぎておどろいた。自宅での

唐揚げパーティーにお誘いいただいて

さらに少しおどろいた。

夜は、島ポリーの映像確認の集まりへ。


火曜日、フェリシモさんの案件で

和歌山に近い大阪府下で撮影。

夜は、彼の来日に備えて、部屋の掃除で徹夜。


水曜日、1日中空港で待ちぼうけ。

なんとなく手に取り購入した、山ちゃんの

「天才はあきらめた」が私的に良本すぎて

何度も涙が出そうになった。

かっこ悪くもがいてる姿がかっこよかったし

ありきたりだけど、素直に勇気をもらえた。


木曜日、日帰りで有馬温泉へ。


金曜日、葉山で撮影。

風が強くて日差しもつよくて

飛田さんの家から見える海は青く白く

ビカビカと光ってた。

都内に移動して、夜たまたま入った

お店がとても良かったな、


カフェムルソー/浅草

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土曜日、荒川区寄席文字の職人さんの撮影。