ふかふかの夜に。

本業はフリーランスのフォトグラファー。ここを日記のように使っています。誰かに見せたいものじゃなくて、自分が忘れたくない気持ちを置いとくところ。たまに写真や仕事のこと。

なんとなく、好ましくて。

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変哲ないものに惹かれてしまう。

なんとなく、好ましくて。

なんとなく、好ましくて。

そういうものに囲まれて生きていられたら

いいなと思う。

数日前の寒かった夜、

うちに帰る道すがら

友達から「月も星もよく見える」

とラインが届いた。

たちどまって空を見上げ星をさがし、

「ほんとうだ」と

一人で呟いた言葉をそのまま打ち込んだ。

ときどき、言葉は気持ちに追いつかない。

言葉では伝えられない、と思ってしまう。

でも伝わってるかも、と思う人は

何人かは存在してくれてる。

 

..

今週はとうとつに3日間の余白ができた。

2泊で横浜出張の予定だったんだけど、

クライアントさんから

「濃厚接触者になってしまった」と電話が入った

 

空けていた場所に時間ができて

久しぶりの感覚で物事を眺めてる

やるべきことを準備していないと

色んなことを考え込んでしまって

すぐ不安定になるけど、でも可能な限り

深くまで潜りたいと感じる。

考えたいことを考えたいだけ考えてる。

深い穴の底で、誰の声も届かないこの場所が好き

グラグラした足元を眺めながら

もともと長いこと一人でここにいたんだものー!

とふんぞりかえりながら珈琲を飲んでる。

 

3日、時間ができただけでこれなんだから

仕事をしていないと自分はすぐに

社会から孤立してしまいそうだな、 とも思う。

孤独のことはいつでも歓迎してるけど

孤独と孤立は違う。孤立はきつい。

知らないことがある世界は面白いけど

わからないことがあると途端に怖くなる。

 

大人になるといろんなことが

否応なしにふえていくと思ったけど

意外とそんなことはなくて、

忘れてしまいたいことや忘れられないことは

選べるものではないって知っていった。

 


..


ところで、この間の週末の3連休は

イベントの主催側に参加してたんだけど

時節柄お客さんはあまり来なくて

そもそも私も

誰も来なくてもいいなあ

という気持ちで昼からビールを飲み飲み

寛いでいたら

(案の定リアルの知り合いはひとりしか

来なかったんだけど) なんということか、

ブログを見て私のことを知ってくれた方が

おふたり来てくれて、とっても嬉しかった。


このブログは、自分のきもちに嘘をまぜて

しまわないように を最優先に書いているから

おかしなことをふにゃふにゃと惜しげなく

呟いているし、

実生活ではとても言えないようなことも多くて

それを知ったうえで足を運んでもらって

嬉しいような申し訳ないような、

今更ごまかしようもないような、、

「ええい、ままよ」の類の気持ちで

顔を合わせさせていただきました。


ありがとうございます。

とっても楽しかったし、もう、すごく、

すごく嬉しかったのです。