day32/
数日前のことですが、
ビールを飲みながらテーブルを囲む、朗らかで
程よく無頓着な良い午後がありました。
この街に来てできた日本人の友達がいて、
彼女は日本でプロダクトデザインを
していたけど、ポートランドで
スモールビジネスの文化にふれて
小さく花屋を始めようとしてるそうです。
スモールビジネス、
そんな街だときいてはいたけど
私もそこに惹かれてここに来たけど、
そんな街たる 新しいお話が目の前で
始まりかけていました◯
別の大学生の子は別の日に、
自分にはまだこの街はちがう気がする、
と教えてくれたのも言い得て妙だと思いました。
ポートランドは「若者がリタイアする街」、
とも言われているそうで、
それを肌で感じた若い彼女もすごいなあと
思いました。
この街に対するわたしの勝手な肌感は、
別の場所で暮らして沢山はたらいてきた人が
ふと我に返り来た道を振り返りながら
未来のことも考えてみて、
そうしたらなんだかここに来ていた
みたいな人けっこういるんじゃないのかと
感じます。
そしてそうゆう人がこの街で新しいことや
好きことを暮らしの糧として始めてみて
なんならそのまま住みつづけるのは
全然夢のような話ではないなあと感じます。
また忙しくはすると思うけど、
ここでは少しその質が変わるような気がします。
スモールビジネスというワードと、
この街での暮らしのトーンが、
なんだかとてもぴったりとつながるのです。
(アラフォーがこの街を眺めた勝手な解釈です
ただの旅行者です)
ここで偶然会ったからこそ
もう会えないかもしれないからこそ
いきなり込み入った話も出来てしまった
そんな空気がよかったです。
March 22,2023