6月6日、雨の火曜日。
スタイリストの丹羽さんと
デザイナーのうららさんがスタジオに来て、
私たちのZINEと展覧会の準備を始めました。
2人は、3ヶ月間の渡米中に
ポートランドに来てくれたのですが
偶然というか必然というか、タイミングを
合わせてはくれていたものの、旅行というよりは
各々がとても個人的な理由を持って
その街に来てたものだから、
それもふくめてちゃんとまとめておきたいと、
「個人的な理由」を持ち寄って囲んだ
滞在中のテーブルで意見が一致しました。
目の前には美味しいビールがありました。
尊いものはきらきらと透明で、ほんとうに
すぐに忘れてしまいそうになります。
大切なことほど、純度が高くてそんな風です。
あの幻のような不確かな日々を、
なんとか形あるものに
残したかったんだと思います。
うまく言えないけど、
私達みんな全然うまく言えないから
なんとかして作らなきゃいけないのでは?
という気持ちです。
あの1週間があまりに素敵だったものだから
少し緊張しています。